Jリーグ ヴィッセル神戸

「絶対に負けたくないんだと…」神戸DF菊池流帆がイニエスタらから感じたこととは…

ヴィッセル神戸のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属するDF菊池流帆(24)は、Jリーグ界を代表するセンターバックとして目覚ましい成長を遂げている。守備陣に欠かせない戦力としてチームを上位へと導く中、同選手は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや日本代表FW大迫勇也らスター選手と共にプレーする上で必要なメンタリティについて自身の考えを明かした。

 菊池流帆は昨年にレノファ山口からヴィッセル神戸へ完全移籍。移籍1年目の昨季は9月までリーグ戦での出場機会に恵まれなかったものの、強靭なフィジカルや球際の強さを武器に頭角を現し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で4試合に先発出場。そして今季はここまでJ1リーグ24試合でフル出場しており、三浦淳寛監督から不動のセンターバックとして厚い信頼を寄せられている。

 そんな菊池流帆は26日に自身のSNSアカウントを更新。欧州の大舞台やFIFAワールドカップを経験した選手たちと日々トレーニングに励む中で感じていることとして「日本代表とか世界のスターがたくさんいる中でトップの人間はどういう性格してるんだろうとかどういう言動をするんだろうって吸収できるものがたくさんある。でもその中で1番大切なのは自分らしさに自信を持ってそういう人達に絶対に負けたくないんだという気持ちを持つことだと思う」と表現している。

 これに対して、多くのJリーグファンから同選手に対する激励や称賛の声が上がっているほか、かつてレノファ山口でチームメイトだったMF田中パウロ淳一(27)から「かましたれ!!」とメッセージを寄せられている。

 そんな菊池流帆には、周囲からA代表初選出を期待する声が上がっていたものの、残念ながら来月のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバーには招集されなかった。

 Jリーグの舞台でさらなるレベルアップを図る菊池流帆に、ヴィッセル神戸サポーターはこれからもあつい声援や声援にかわる拍手を送り続ける。