チェルシーがセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデ獲得に向けて新オファーを用意するようだ。イギリス『テレグラフ』が報じた。
2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さを武器に世界屈指のDFに成長。この活躍が認められ、今夏に開催されたユーロ2020でフランス代表に初選出されると1試合に出場していた。
そのクンデに対して、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタの長期的な後継者を探すチェルシーが関心。7月にはフランス代表DFクルト・ズマの譲渡に移籍金3000万ポンド(約45億1000万円)のオファーを提示していたが、セビージャ側に拒否されていた。
しかし、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーはクンデの獲得を諦めておらず、セビージャ側と交渉を継続しているという。セビージャ側が8月31日に移籍市場が閉幕するタイミングでのクンデ放出を拒否していることもあり、チェルシーはすぐに新オファーを打診するようだ。
なお、チェルシーはセンターバックの人員整理をする必要があり、ズマの去就について解決策を見つける必要がある模様。ウェストハム・ユナイテッドが同選手獲得に熱心な動きを見せているとのことだ。
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