ローマがチェルシーに所属するイングランド代表FWタミー・アブラハムの獲得を決定的としたようだ。イタリア『スカイ』が報じた。
チェルシー下部組織出身のエイブラハムは、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2019年夏に同クラブへ帰還。昨季は公式戦32試合に出場して12ゴール6アシストの成績を記録したものの、トーマス・トゥヘル監督が就任した1月以降は出場機会が激減していた。
14日にインテル移籍が決定したボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの後釜としてアブラハムに白羽の矢を立てたローマは移籍金4000万ユーロ（約51億7000万円）＋ボーナスでチェルシーとクラブ間合意に至ったという。また、チェルシーは8000万ユーロ（約103億4000万円）の買い戻しオプションを付随させており、2023年夏から有効となるようだ。
そして、アブラハムは現地時間15日にローマ入りし、メディカルチェック後に正式契約を結ぶとみられている。なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アブラハムは2026年夏までの5年契約を結ぶとのことだ。
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