
アーセナルを昨季終了後に退団したブラジル代表DFダビド・ルイスには、レアル・マドリードやオリンピック・マルセイユなど複数クラブが関心を寄せているが、母国復帰の可能性があるようだ。20日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
現在34歳のダビド・ルイスは、2019年夏にチェルシーからアーセナルへ完全移籍により加入。2019/20シーズンは不動のセンターバックとして公式戦42試合で先発メンバーに名を連ねていたが、昨季は数度の負傷離脱もありここまで27試合の先発出場にとどまっていた。また、クラブは選手サイドに対して来年6月までの新契約のオファーを用意していると伝えられていたが、両者は契約更新を行わないことで合意すると、今年6月に退団が公式発表されていた。
ダビド・ルイス去就を巡っては、レアル・マドリードやポルトガル国内の強豪ベンフィカやリーグアンのオリンピック・マルセイユなどが関心を寄せているほか、メジャーリーグサッカー(MLS)へ移籍する可能性も取りざたされていた。
しかし、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴがダビド・ルイスの獲得に乗り出している模様。CRフラメンゴはすでに同選手の代理人にコンタクトをとっているという。一方、選手サイドは去就の決断を急いでいないほか、減俸を受け入れる姿勢を見せているとのことだ。
なお、ダビド・ルイスは、現在カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属するECヴィトーリアでプロデビューを果たし、2007年1月にベンフィカへ移籍している。欧州やブラジル代表で数多くの実績を積み重ねてきたが、およそ14年半ぶりとなる母国復帰も選択肢に含めているかもしれない。
コメントランキング