レアル・マドリードを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督がセルビア代表FWルカ・ヨビッチを信用しているようだ。スペイン『アス』が報じた。
ブレイクを果たしたフランクフルトから2019年夏に推定移籍金6000万ユーロ(約77億8000万円)でレアル・マドリードに加入したヨビッチ。だが、レアル・マドリード在籍の1年半で2ゴールの成績にとどまると、今年1月にシーズンローンでフランクフルトへ復帰していた。
その新天地では加入直後こそ3試合で3ゴールを記録したが、最終的にブンデスリーガ18試合で4ゴールに終わったヨビッチは今夏にレアル・マドリードへレンタルバック。そんなセルビア代表FWに対して、アンチェロッティ監督はフランス代表FWカリム・ベンゼマのバックアッパーとしてチャンスを与えたいと考えているようだ。
ジネディーヌ・ジダン前監督体制では出場機会に恵まれなかった上にピッチ外での問題行動で悪目立ちしたが、アンチェロッティ監督はレアル・マドリードに移籍する前に披露したフランクフルト時代のプレーを取り戻せると確信している模様。選手自身に失った自信を取り戻す必要があると伝えたとのことだ。
その一方でスペイン人FWマリアーノ・ディアスについては今季の活躍をほとんど期待しておらず、オファーが舞い込めばそれを受け入れた方が良い旨を通達したようだ。ただ、同選手は出場機会が少なくても、レアル・マドリードに残留することを希望しているとみられている。
コメントランキング