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東京五輪日本代表の三好康児を現地紙が高評価!今夏退団した主力MFとの比較で…

三好康児 写真提供: Gettyimages

 東京五輪のU24日本代表MF三好康児は、今季ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のロイヤル・アントワープで攻撃陣の主力としての活躍が期待されているようだ。11日、ベルギー紙『HLN』が伝えている。

 現在24歳の三好康児は、川崎フロンターレから北海道コンサドーレ札幌や横浜F・マリノスへの期限付き移籍をへて、2019年夏にアントワープへレンタルにより加入。海外挑戦1年目は負傷離脱もありリーグ戦14試合の出場にとどまったが、アントワープは昨年3月に同選手の買い取りオプション行使を発表。新たに2023年6月までの新契約を締結している。そして今季はUEFAヨーロッパリーグ・グループステージで5試合に先発出場。しかし、今年1月以降は出場機会が減少したこともあり、リーグ戦ではわずか9試合の先発出場にとどまっていたが、上位クラブによるプレーオフでは5試合に先発出場していた。

 そして、同選手はU24日本代表に選出。東京五輪ではスーパーサブとして5試合に出場したほか、グループステージ第3節・フランス戦ではゴールをマークしていた。

 一方、アントワープは攻撃陣の主力を担ってきたイスラエル代表MFリオル・ラファエロフがプレーオフ直前にベルギー国内の強豪アンデルレヒトへの今夏移籍が決定。『HLN』はラファエロフの穴を埋める最有力候補として、プレーオフでの活躍が光った三好康児の名前を挙げている。また、三好康児が足元の技術や敵陣へ自ら攻め込むクオリティを兼ね備えていること、それにラファエロフよりもプレースピードが速い点を評価している。

 なお、三好康児はすでにアントワープのトレーニングに合流している。13日に第4節・シャルルロワ戦を控える中、同選手はレギュラーを掴みとるためにもアピールすることが求められる。