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ミランFWのフランクフルト移籍が決定的に!今週はじめにメディカルチェックへ

イェンス・ペッター・ハウゲ(写真右) 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトは、ミランに所属するノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲの獲得がほぼ確実となったようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在21歳のハウゲは、ミランとの契約を2025年6月まで残している。しかし、先月31日に行われたOGCニースとのトレーニングマッチを欠場するなど、今季の構想には含まれていなかった。また、同選手を巡っては、すでにフランクフルトとボルフスブルクがオファーを提示していたが、ミランは少なくとも1200万ユーロ(約15億6000万円)を求めているため、これらを拒否したと伝えられていた。

 その後、フランクフルトはミランの要求額である1200万ユーロで再度オファーを提示。7日までにクラブ間合意に達したほか、選手サイドとも契約締結で合意に至っているとのことだ。これにより、ハウゲ本人は9日にもフランクフルトでメディカルチェックを受ける模様。問題がなければ、正式にサインを交わすことになる。

 なお、ハウゲは昨夏にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトからミランへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで18試合、UEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、同選手は4月3日に行われたセリエA第29節・サンプドリア戦を最後にピッチに立っていなかった。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝トーナメントにおける登録メンバーから外れるなど、厳しい立場に置かれていた。