
Aリーグ(オーストラリア1部)のブリズベン・ロアーは7日、かつて明治安田生命J1リーグの柏レイソルやサンフレッチェ広島でプレーしていたFW工藤壮人との契約解除を公式発表している。
現在31歳の工藤壮人は、柏レイソルでJ1リーグや天皇杯など複数のタイトルを獲得すると、2016年にメジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスへ完全移籍。しかし、あごの骨を折る大怪我を負ったこともあり出場機会に恵まれず、2017年にサンフレッチェ広島への移籍によりJリーグへ復帰。その後はレノファ山口へのレンタル移籍をへて、昨年12月にブリズベン・ロアーへ加入していた。
同選手はブリズベン・ロアーでリーグ戦14試合に出場。しかし、先発メンバーに名を連ねたのはわずか3試合にとどまったほか、上位6クラブによるファイナルシリーズのアデレード・ユナイテッド戦ではメンバー外となっていた。
そしてブリズベン・ロアーは選手サイドと双方合意のもと、契約解除に至ったと発表。工藤壮人はブリズベン・ロアー退団について「短い間ではありましたが、ブリズベン・ロアーでプレーできてとても幸せでした。僕を支えてくれたすべてのファンやクラブスタッフ、チームメイトに感謝したいです。ブリズベン・ロアーが新シーズンで成功を収めることを願っています。ありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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