![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2021/07/GettyImages-1321563809.png)
パリ・サンジェルマン(PSG)からローマに復帰したイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィは、今夏ローマ退団が濃厚となっている。その中、同選手にはラ・リーガの複数クラブが関心を寄せているようだ。2日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。
現在30歳のフロレンツィは、ローマでのプレシーズントレーニングに参加していたが、ポルトガル国内でのトレーニングキャンプには参加せず、現在はローマ市内のクラブ施設でコンディション調整を行っている。また、同選手はローマとの契約を2023年6月まで残しているが、コンスタントに出場機会を得られる環境を求めているほか、すでにジョゼ・モウリーニョ新監督の構想から外れているという。
一方、アトレティコ・マドリードは右サイドバックのレギュラーであるイングランド代表DFキーラン・トリッピアーに依然として今夏退団の可能性があることから、フロレンツィをリストアップしている模様。また、アトレティコ・マドリードの他にもセビージャ、オリンピック・リヨン、インテルなど複数クラブが同選手の獲得に興味を示しているようだ。
なお、フロレンツィは2010年のトップチーム昇格以降、主力として長らくローマに在籍していたが、パウロ・フォンセカ前監督のもとで出場機会が激減。昨年1月にバレンシアへレンタル移籍すると、昨年9月にはPSGへ買い取りオプションの付いた1年間の期限付き移籍により加入。2020/21シーズンは公式戦32試合に先発出場していた。
しかし、PSGは900万ユーロ(約11億3000万円)による買い取りオプションを行使しない方針を固めると、インテルからモロッコ代表DFアクラフ・ハキミを獲得。フロレンツィの退団を公式発表している。
コメントランキング