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ミラン、ダロト再獲得狙うもマンUとの交渉は平行線。高額のレンタル料要求

ディオゴ・ダロト 写真提供: Gettyimages

 ミランはマンチェスター・ユナイテッドからポルトガル人DFディオゴ・ダロトを再レンタルにより獲得することを目指している。しかし、現時点でもクラブ間交渉に進展はないようだ。28日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 ダロトは2018年夏にポルトからマンチェスター・ユナイテッドへ加入。しかし、昨季は公式戦11試合の出場にとどまったこともあり、昨年10月に買い取りオプションが付帯されていない1年レンタルという形でミランへ移籍。2020/21シーズンは公式戦34試合に出場して2ゴール3アシストをあげていた。

 ダロトはマンチェスター・ユナイテッドとの契約を2023年6月まで残している。その中、ミランは右サイドバックにおけるイタリア人DFダビデ・カラブリアとの競争相手として、ダロトの再獲得を依然として狙っている。

 しかし、マンチェスター・ユナイテッドとのクラブ間交渉は平行線をたどっている模様。ミランは買い取りオプション付きの1年レンタルでのオファーを準備しているが、マンチェスター・ユナイテッドはレンタル料として500万ユーロ(約6億5000万円)を要求。くわえて、レンタルよりも完全移籍での放出を望んでいるという。

 なお、ミランはすでにダロト獲得失敗時にそなえて、レアル・マドリードのスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラとトッテナム・ホットスパーのコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエをリストアップしたと伝えられている。

 また、左サイドバックではフランス人DFテオ・エルナンデスが絶対的なレギュラーを務めており、バックアッパーとしてモナコからDFセネガル代表DFフォデ・バロ・トゥーレを完全移籍により獲得している。