バルセロナのフランス代表DFクレマン・ラングレには、プレミアリーグ移籍の噂がささやかれていた。その中、セリエAのクラブからオファーが届いていたようだ。25日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
現在25歳のラングレは、2018年夏にセビージャからバルセロナへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはラ・リーガで29試合に先発出場したほか、UEFAチャンピオンズリーグでも7試合で先発メンバーに名を連ねていたが、ミスが目立ったこともあり周囲から批判にさらされていた。また、同選手は昨年10月に2026年6月までの新契約を結んでいる。
一方、バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの新契約締結において巨額の資金を要することから、グリーズマンやブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチ、フランス代表DFサミュエル・ユムティティら複数名を放出候補に含めている。
ラングレの去就を巡っては、エバートンやウェストハム・ユナイテッドが獲得に動く可能性が伝えられていた。しかし、ローマが1500万ユーロ(約19億円)によるオファーを提示していた模様。ただ、バルセロナは移籍金として少なくとも2500万ユーロ(約33億円)を求めていることから、これを却下したという。
プレシーズントレーニングがすでに始まっている中、バルセロナは人員整理が一向に進まない現状に直面している。ラングレに関する移籍交渉で進展があるかどうか注目が集まる。
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