セリエA フィオレンティーナ

フィオレンティーナ、有望株に90億円の解除金設定へ!ユベントスやトッテナムが関心

ドゥシャン・ブラホビッチ 写真提供: Gettyimages

 フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチには、ユベントスやトッテナム・ホットスパーなどイタリア国内外の複数クラブが関心を寄せている。その中、フィオレンティーナは同選手との契約更新間近に迫っているようだ。25日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 

 現在21歳のブラホビッチは2018年夏にセルビア1部の強豪パルチザンからフィオレンティーナに完全移籍により加入。2020/21シーズンはリーグ戦で37試合に出場して21ゴールをマーク。イタリア国内屈指の有望株として注目を集めている。

 ブラホビッチはフィオレンティーナとの契約を2023年6月まで残している。しかし、ユベントスがさらなる前線の強化を目指す上で同選手をリストアップしている模様。また、トッテナムは退団が噂されるイングランド代表FWハリー・ケインの後釜候補として獲得に向かう可能性があるほか、アトレティコ・マドリードも関心を寄せていると伝えられている。

 しかし、フィオレンティーナは選手サイドとの交渉を進めると、年俸300万ユーロ(約4億円)+ボーナスによる5年契約を新たに結ぶことで合意に近づいているという。また、新契約には7000万ユーロ(約91億円)にも及ぶ契約解除条項が盛り込まれるとのことだが、クラブ首脳陣は現在も代理人と設定額に関して議論を交わしているようだ。

 セリエAの舞台でブレイクを果たしたブラホビッチは、将来的なステップアップを考えているだろう。ただ、今回の契約解除条項設定により、獲得に動くクラブは限定されるかもしれない。