Jリーグ 名古屋グランパス

名古屋へ加入したFWシュヴィルツォクの取引内容が判明!移籍金は2.5億円超に

写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスは20日午後、ポーランド代表の一員としてEURO2020に臨んでいたFWヤクブ・シュヴィルツォクの獲得を公式発表している。その中、ポーランドメディア『Weszlo』は名古屋グランパスとエクストラクラサ(ポーランド1部)のピアスト・グリヴィツェによる同選手の取引内容について報じている。

 現在28歳のシュヴィルツォクは、母国の複数クラブやドイツのカイザースラウテルンに在籍した後、2018年1月にブルガリア1部の強豪ルドゴレツへ完全移籍により加入。そして昨夏にルドゴレツからピアスト・グリヴィツェへレンタルにより加入すると、2020/21シーズンはリーグ戦全部30試合中20試合で先発出場して15ゴールをマーク。シーズン終了後にピアスト・グリヴィツェが100万ユーロ(約1億3000万円)を支払って同選手の買い取りオプションを行使していた。

 また、シュヴィルツォクはシーズン終了後にEURO2020の舞台に臨んでおり、グループステージ最終節・スウェーデン戦で後半途中から出場。しかし、チームはグループステージを1分2敗で終えて決勝トーナメントに駒を進めることができずに大会を後にしていた。

 そして、同選手は20日に名古屋グランパスへの完全移籍が決定しているが、ポーランドメディアの報道によると、移籍金は200万ユーロ(約2億6000万円)である模様。ピアスト・グリヴィツェは100万ユーロの収益をあげたことになる。また、名古屋グランパスとの契約期間は2年半となっているとのことだ。

 なお、名古屋グランパスは今月17日に行われたJ1リーグ第20節・サガン鳥栖戦でFW山崎凌吾が負傷。検査の結果、足の甲とかかとの靱帯断裂と診断されており、長期離脱の見込みとなっている。一方、ここまで戦列を離れていた元日本代表FW金崎夢生がAFCチャンピオンズリーグ(AFC)東地区のグループステージ終了後にチームの練習に合流している。