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バラン、レアルにマンU移籍の意思伝える。近日中に去就決着か

ラファエル・バラン 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・バランは、マンチェスター・ユナイテッド移籍を望んでいることを明かしたようだ。19日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 バランの去就を巡っては、レアル・マドリードとの現行契約が来年6月までとなる中、クラブ首脳陣は新契約のオファーを提示。しかし、本人は新たな挑戦を求めていることから、今夏退団に向かっているものとみられるほか、ここに来てレアル・マドリードが同選手の移籍を容認したという報道も飛び交っている。

 また、マンチェスター・ユナイテッドはすでにレアル・マドリードとの交渉を始めているが、スペイン国内メディアの報道によると、移籍金5000万ユーロ(約65億円)で合意に達する可能性があるという。

 その中、バラン本人は今週はじめにマドリードへ戻ると、レアル・マドリード首脳陣に対して今夏退団の意思を伝えた模様。また、マンチェスター・ユナイテッドに対しては、レアル・マドリードとの交渉がまとまり次第、オファーを受け入れる姿勢を見せていることから、近日中に同選手の去就が決着を迎えるという見方が広まっているようだ。

 なお、バランは2011年夏にRCランスからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。セルヒオ・ラモスとともに最終ラインに必要不可欠な戦力としてチームを支え、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめこれまで数多くのタイトル獲得に大きく貢献してきた。同選手は2020/21シーズンも守備陣の主力として公式戦41試合に先発出場したが、チームは無冠に終わっていた。