セリエA ユベントス

ユベントス、ブラジル代表MF手術で緊急補強か!イタリア代表MFにくわえて…

アルトゥール 写真提供: Gettyimages

 ユベントスはブラジル代表MFアルトゥールの手術実施を受けて、中盤センターを本職とする新戦力の確保へ向かうかもしれない。18日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。

 現在24歳のアルトゥールは、昨夏にボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチと入れ替わる形でバルセロナからユベントスへ加入。2020/21シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで4試合、セリエAで13試合に先発出場にとどまっており、直近数カ月間はコンディション面に不安を抱えながらプレーしていた。同選手は先週に右足の手術を実施。復帰まで最低3カ月を要する見込みとなっている。

 一方、ユベントスは現在イタリア代表MFマヌエル・ロカテッリの獲得にむけてサッスオーロとの交渉に当たっている。しかし、ロカテッリの動向に関係なく、アルトゥールの代役としてパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの獲得に向かうとのことだ。

 現在27歳のパレデスは、2019年1月にゼニト・サンクトペテルブルクからPSGへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはリーグアンで16試合の先発出場にとどまったが、UEFAチャンピオンズリーグで8試合に先発出場。また、クラブとの契約は2023年6月まで残っており、ユベントスは買い取りオプション付きの1年レンタルによる獲得を視野に入れているようだ。

 中盤の強化を目指すユベントスにとってアルトゥールの戦線離脱がマイナス材料であるだけに、早期の代替要員確保が求められる。