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バイエルンFWがチェルシーへトレード移籍か!新監督は残留熱望も高額年俸要求

キングスレイ・コマン 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンのフランス人FWキングスレイ・コマンは今夏退団が噂されているが、イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイとのトレードによりチェルシーへ移籍する可能性があるようだ。18日、フランス紙『レキップ』が報じている。

 コマンは2017年夏にユベントスからバイエルンへ完全移籍により加入。し烈なポジション争いの中、移籍1年目からコンスタントな出場機会を得ると、2019/20シーズンはブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠達成に貢献。そして2020/21シーズンも公式戦39試合に出場し、8ゴール15アシストをマーク。ブンデスリーガ9連覇を成し遂げていた。

 バイエルンはコマンとの現行契約を2023年6月まで残す中、契約延長にむけた交渉を行っていたが、選手サイドが年俸1200万ユーロ(約16億円)を要求。クラブ首脳陣は直近数シーズンのパフォーマンスに見合わない金額であると判断しており、今夏放出を検討しているという。

 一方、オドイはここまでチェルシー一筋のキャリアを歩んでいる。しかし、2020/21シーズンはプレミアリーグで10試合の先発出場にとどまっていたほか、UEFAチャンピオンズリーグでは準々決勝から決勝までの5試合で出番が無かった。また、オドイは昨年9月にチェルシーと2024年6月までの契約を結んでいるが、以前から退団の可能性がささやかれている。

 その中、チェルシーはコマンの獲得にむけてオドイをトレード要員として譲渡することを望んでいる模様。ただ、バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督はコマンのクオリティを高く評価しており、同選手の残留を望んでいるとのことだ。