
日本フットボールリーグ(JFL)に所属する鈴鹿ポイントゲッターズは7月15日、新監督兼ゼネラルマネジャー(GM)に三浦泰年氏の就任内定を発表した。御存知の通り、三浦泰年氏は明治安田生命J1リーグに所属する横浜FCの“キング・カズ”こと三浦知良の兄で、兄弟揃って日本代表経験者である。
クラブによると、三浦新監督は7月20日のトレーニングより指揮を執る予定。今週末に迎える「三重ダービー」のヴィアティン三重戦までは暫定監督の小澤司コーチ兼テクニカルディレクター(TD)が指揮を執り、小澤氏は新監督の就任後にコーチ兼TDに戻る予定。
三浦新監督はクラブを通じて、「この難しいタイミングでの就任は、覚悟と責任を持つ必要がある決断でした。クラブの目標であるJ3リーグ昇格に向けて、しっかり努力していきたいと思います」とコメント。7月20日には就任記者会見も行われる。
現役時代の三浦新監督は読売クラブ(現・東京ヴェルディ)や清水エスパルスなどでプレー。ヴィッセル神戸で現役引退後は、神戸のチーム統括本部長などを経験。監督に転身後は、2011年に前年1勝でJ2の最下位に終わったギラヴァンツ北九州を建て直し、2年連続で1桁順位にまで引き上げた。古巣の東京Vやカターレ富山、タイのチエンマイFCの監督を経て、2017年に就任した当時J3の鹿児島ユナイテッドFCでは、2年目にクラブ史上初のJ2昇格に導いた。その後、2019年以降はブラジルのソコーロSCで20歳以下の年代を指導して来た。
鈴鹿は日本の男子サッカー全国リーグ史上初の女性監督となったスペイン人ミラグロス・マルティネス監督が7月5日付で退任。ミラ前監督の下で魅力的なサッカーを体現していた鈴鹿は、昨季リーグ5位に躍進。今季は17チーム中11位で折り返し地点を迎えているが、スペイン仕込みの指導を2年半に渡って受けて来た鈴鹿の選手たちには確かなサッカーIQが養われている。後任人事には注目が集まっていたが、最適な指導者を迎え入れたようだ。
尚、鈴鹿では三浦新監督の長男であるMF三浦俊太郎が地域リーグ時代(東海1部)の2017年から3年間に渡ってプレー。俊太郎氏はミラ前監督の初年度に当たる2019年シーズン終了と共に現役を引退していたが、今後は父・泰年氏がチームを指揮することになった。
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