
モロッコ代表DFアクラフ・ハキミはインテルからパリ・サンジェルマン(PSG)へ加入したばかりであるが、代理人が古巣復帰の可能性に関するコメントを残しているようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ハキミは2020/21シーズンにインテルで公式戦34試合に先発出場し7ゴール11アシストをあげるなど、主力としてセリエA優勝に大きく貢献。しかし、インテルが財政難に直面していたこともあり、今月6日にPSGへの完全移籍が公式発表。フランス国内メディアは、移籍金6000万ユーロ(約80億円)+ボーナス1000万ユーロ(約13億3000万円)という条件で取引が成立したと伝えていた。
ハキミはPSGと2026年6月までの5年契約でサインを交わしている。しかし、同選手の代理人はスペインメディアの取材に対して「PSGとインテルが交渉を進めるまでは、レアル・マドリードへの復帰を最優先に考えていた。アクラフにとっての夢は、レアル・マドリードへの復帰だ。彼はマドリードで生まれ育っている。最終的な目標としては、いつかレアル・マドリードでプレーすることだ」とコメントを残している。
ハキミはレアル・マドリードの下部組織で頭角を現すと、2017年夏にトップチームへ昇格。しかし、出場機会に恵まれず、2018年夏から2シーズンにわたりボルシア・ドルトムントにレンタルにより在籍していた。新天地が決まった直後であるにもかかわらず、ハキミの今後に言及したことに対してPSGのファンは快く思わないはずだ。
コメントランキング