レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは今夏退団の噂が飛び交っていたが、ここにきて残留にむかっているようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在33歳のマルセロは2007年の加入以降、左サイドバックの絶対的レギュラーとしてUEFAチャンピオンズリーグをはじめ数多くのタイトルに貢献。しかし、昨季に数度の負傷離脱を強いられると、今季は序盤からベンチスタートとなる試合が多く、わずか15試合の先発出場にとどまった。また、マルセロはレアル・マドリードとの現行契約を来年6月まで残しているが、シーズン終盤にジネディーヌ・ジダン前監督と衝突したこともあり、退団の可能性が浮上。移籍先候補にはスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェがあがっていた。
その中、今季までエバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏が6年ぶりにレアル・マドリードの指揮官に復帰。マルセロは今季、左サイドバックでファーストチョイスではなかったが、2014/15シーズンにアンチェロッティ監督のもとで公式戦53試合に出場したこともあり、序列に変化が生まれる可能性があるという。
なお、レアル・マドリードは今月末で契約満了を迎えるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスも退団が噂されたが、1年契約のオファーを受け入れる決断を下したと伝えられている。
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