ローマのジョゼ・モウリーニョ新監督はゴールキーパーの新戦力確保を望んでいるが、どうやらウルバーハンプトン・ワンダラーズのポルトガル代表GKルイ・パトリシオの獲得へ本格的に乗り出しているようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ローマは今季、GKパウ・ロペスが正守護神を務めていたものの、セリエAで出場した20試合中4試合でしかクリーンシートを達成していない。くわえてシーズン終盤には肩の負傷により戦線離脱をしており、モウリーニョ新監督はパウ・ロペスのパフォーマンスに満足していない。
ゴールキーパーでの獲得候補には、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアをリストアップしていた。しかし、ローマ首脳陣はルイ・パトリシオの獲得にむけて、ウルバーハンプトンとの交渉をすでに開始している模様。また、ローマは移籍金800万ユーロ(約10億円)+ボーナスという条件でオファーを提示したが、ウルバーハンプトンは1200万ユーロ(約16億円)を求めているとのことだ。
ポルトガル代表で多くの経験を積んでいるルイ・パトリシオは、2018年夏にスポルティングCPからウルバーハンプトンへ完全移籍により加入。今季はプレミアリーグで第37節・エバートン戦を除いたすべての試合でゴールマウスを守っている。
なお、ウルバーハンプトンは来年6月に契約満了を迎えるルイ・パトリシオの後釜として、ギリシャ1部の強豪オリンピアコスに所属するポルトガル人GKジョゼ・サの獲得に向かっているようだ。
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