ラ・リーガ レアル・マドリード

ジダン監督、今季限りで退任の意向を選手に報告か。後任はラウール氏が濃厚

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 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、今季限りで退任する意向を選手たちに伝えたようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 レアル・マドリードでは昨季ラ・リーガ制覇に導いたジダン監督に退任の可能性が浮上。今季も首位のアトレティコ・マドリードと熾烈な優勝争いを繰り広げるなか、ジダン監督は自身の去就について「全員の利益のために去らなければいけない時もある」と辞任する可能性を示唆している。

 しかし、ジダン監督は今月5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝でチェルシーに敗れたことを受けて、辞任を決断したという。そして、ラ・リーガ第35節のセビージャ戦を前にした8日のトレーニングで、選手たちにその意向を伝えたようだ。

 そのため、新監督を探すレアル・マドリードは元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏と今年6月に開催予定のEURO2020でドイツ代表の指揮官を退任するヨアヒム・レーブ監督をリストアップしているなか、カスティージャ(Bチーム)を率いるラウール・ゴンザレス氏が最適だと考えている模様だ。なお、ラウール氏には元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が在籍するフランクフルトからの関心が報じられている。