
パリ・サンジェルマン(PSG)はローマから1年レンタルにより加入しているイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィの買い取りオプションを一転して行使しない可能性があるようだ。24日、フランス紙『レキップ』が報じている。
フロレンツィは2010年のトップチーム昇格以降、主力として長らくローマに在籍していたが、パウロ・フォンセカ監督のもとで出場機会が減少。昨年1月にバレンシアへレンタルにより放出されると昨年9月にはPSGへ買い取りオプションが付帯された1年間の期限付き移籍により加入している。また、同選手は今季ここまで公式戦30試合に出場するなど、トーマス・トゥヘル前監督やマウリシオ・ポチェッティーノ監督から信頼を寄せられている。
フロレンツィに関するPSGとローマの取引においては、900万ユーロ(約11億3000万円)による買い取りオプションが付帯されている。また、PSG首脳陣が同選手のパフォーマンスを高く評価していることから、今年2月の時点では買い取りオプションを行使がほぼ確実であるという見方が広まっていた。
しかし、『レキップ』はクラブ首脳陣がここにきてフロレンツィの去就に関して再考していると主張。依然として今夏ローマ復帰の可能性が残っているようだ。
なお、ローマはフォンセカ監督が今季終了後に解任されるという噂が飛び交っている。リーグアンの舞台で本来のパフォーマンスを取り戻したフロレンツィだが、母国復帰の可能性が依然として残っているようだ。
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