
レアル・マドリードはバイエルン・ミュンヘンを今季終了後に退団することが決まっているオーストリア代表DFダビド・アラバと5年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が決まっている。
同選手の去就を巡っては、今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約で獲得を打診したと伝えられていたが、パリ・サンジェルマン(PSG)が今年2月に正式に獲得オファーを提示。また、先月にはバルセロナが年俸1500万ユーロ(約19億5000万円)を用意しているという噂が飛び交っていた。
しかし、『スカイスポーツ』はレアル・マドリードが選手サイドと複数回にわたる交渉の末に2026年6月までの契約を交わすことで合意に至ったと報じており、バルセロナ移籍の可能性が消滅したと主張している。
なお、レアル・マドリードはスペイン代表DFセルヒオ・ラモスやフランス代表DFラファエル・バランの去就が不透明となっているだけに、欧州最高峰のレベルでプレーしてきた選手の確保が大きな課題となっていた。
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