マンチェスター・ユナイテッドは20日、エド・ウッドワード副会長兼CEO(最高経営責任者)が今年限りで退任することを公式発表している。
元銀行員でありイギリスの実業家として知られているウッドワード氏は2012年からクラブの要職を務めていた。しかし、2013/14シーズン以降はプレミアリーグ優勝を果たしていないほか、自身の補強方針を対して周囲から疑問の声が上がることもあった。
ウッドワード氏は今回の退任発表について「ユナイテッドに貢献したことをとても誇りに感じています。また、世界で最も素晴らしいフットボールクラブで16年間にもわたって働けたことを光栄に思っています。クラブは将来に向かってとても良い状況にあるので、今年末にクラブを離れることがとても難しいでしょう」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
なお、今回の退任発表について一部からはスーパーリーグ(SL)創設を巡る騒動が関係しているという声が上がっていたが、イギリスの国営放送『BBC』はウッドワード氏がSL騒動以前にグレイザー家と退任することで合意に至っていたと伝えている。
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