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バイエルン、フリック監督の後任候補に33歳指揮官が浮上!昨季CL8強入りの実績

ユリアン・ナーゲルスマン 写真提供:GettyImages

 バイエルン・ミュンヘンはハンス=ディーター・フリック監督が今季終了後に退団することが濃厚となっているが、後任候補にRBライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマンの名前が挙がっているようだ。18日、ドイツ紙『ビルド』が伝えている。

 フリック氏は昨季途中からバイエルンで指揮を執ると、ブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成。また、今季はUEFAチャンピオンズリーグではベスト8での敗退となったが、リーグ戦では29試合を終えて勝ち点68を獲得。2位のRBライプツィヒとは7ポイント差をつけている。

 しかし、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)との良好な関係にはないと伝えられると、17日に行われたブンデスリーガ第29節・ボルフスブルク戦後のメディアインタビューにおいて今季終了後にクラブを離れる意思があることを明かしている。

 一方、フリック監督の後任候補には今月中旬に元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏の名前が挙がっていたが、RBライプツィヒを率いるナーゲルスマンも候補に含まれている模様。

 現在33歳のナーゲルスマンは2019年までホッフェンハイムの下部組織やトップチームで指揮を執った後、2019年夏にRBライプツィヒの指揮官に就任。昨季はUEFAチャンピオンズリーグでチームをベスト8入りに導くと、今季もここまでブンデスリーガで2位につけるなど確かな手腕を発揮している。

 なお、ナーゲルスマンとRBライプツィヒの契約期間は2023年6月までとなっている。過去にもバイエルン指揮官就任の可能性が取りざたされた同監督だが、ここにきてにわかに自身の去就に注目が集まっている。