バイエルン・ミュンヘンのハンス=ディーター・フリック監督は今季終了後の退団を望んでいることを明かした。17日、ドイツ紙『キッカー』をはじめ複数メディアが報じている。
フリック氏は昨季途中からバイエルンで指揮を執ると、ブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成。また、今季はUEFAチャンピオンズリーグではベスト8での敗退となったが、リーグ戦では29試合を終えて勝ち点68を獲得。2位のRBライプツィヒとは7ポイント差をつけている。
その中、フリック監督は17日に行われたブンデスリーガ第29節・ボルフスブルク戦後に今夏でクラブとの契約を解消する意思をチーム内の関係者に伝えたことをメディアインタビューにおいて明かしている。しかし、ボルフスブルク戦後にクラブは同監督の去就に関して一切触れていない。
なお、ドイツ国内の一部メディアが伝えるところによると、フリック氏はヨアヒム・レーブ監督の後任としてEURO2020終了後にドイツ代表指揮官に就任する可能性があるようだ。バイエルン首脳陣が元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏を招へいする可能性があると伝えられる中、今後数日間におけるクラブ内部の動きに注目が集まる。
コメントランキング