マンチェスター・シティは29日、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが今季終了後に退団することを公式発表している。
アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入。前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産しており、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、今季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか12試合の出場にとどまっている。また、同選手は2月中旬に自主隔離を終えているが、復帰して以降はベンチを温めることが多くなっていた。
アグエロとマンチェスター・シティの現行契約は今年6月に満了を迎えるが、アグエロ本人は先日メディアインタビューを受けた際に今季終了後の去就が不透明であることを明言していたが、クラブは今季限りでの退団を発表。また、同選手の退団セレモニーを今季のプレミアリーグ最終節・エバートン戦で実施する方向で調整しているようだ。
なお、アグエロの移籍先候補にはバルセロナやユベントス、チェルシーなど複数クラブがあがっている。プレミアリーグで数多くの実績を積んできた同選手を巡る争奪戦はさらにし烈なものになりそうだ。
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