バルセロナは今季UEFAチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマン(PSG)に敗れて大会を後にしているが、来季もロナウド・クーマン監督が指揮を執る可能性が高いようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
クーマンは2018年からオランダ代表を率いると、昨夏にバルセロナの指揮官に就任。ただ今季序盤にリーグ戦で勝ち点を取りこぼし、アトレティコ・マドリードから大きな後れをとったことにより批判を浴びると、先月下旬に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のPSG戦1stレグでは1-4と大敗。そして今月10日に迎えたPSG戦2ndレグでも1-1のドローに終わったことにより敗退となっている。
しかし、バルセロナはリーグ戦で勝ち点62を獲得しており首位のアトレティコ・マドリードに4ポイント差まで迫っているほか、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では準決勝のセビージャ戦2ndレグで劇的な逆転勝利を収めている。
その中、バルセロナの新会長に就任したジョアン・ラポルタ氏は今週はじめにクーマン監督と会談し、来季続投の要請を行った模様。同監督も前向きな姿勢を示しているようだ。
なお、バルセロナとクーマン監督の現行契約は2022年6月までとなっている。これまで再三にわたり同監督の去就を巡って様々な報道が飛び交っていたが、ひとまず落ち着きを取り戻しそうだ。
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