プレミアリーグ トッテナム

トッテナム、今季ベンフィカからレンタルのFWビニシウスの57億円での買取オプションは施行せず…

カルロス・ビニシウス 写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーは今シーズン、ベンフィカからレンタル移籍で加入しているブラジル人FWカルロス・ビニシウスの買取オプションを施行しないようだ。『フットボール・インサイダー』が報じている。

 昨年10月にシーズンローンでトッテナムへと加入した25歳のビニシウス。今シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の下で公式戦22試合に出場し9ゴール3アシストを記録している。しかし、プレミアリーグへの先発出場はわずか1試合のみとなっており、出場時間もわずか168分にとどまっている。

 そのためトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、同選手の3800万ポンド(約57億6000万円)での買取オプションの施行を考えていないようだ。また、同メディアによると、同クラブはシーズン終了後にベンフィカに対してビニシウスの移籍金の値下げを要求する可能性について言及しているものの、その可能性も極めて低く、同選手はシーズン終了後にベンフィカへと復帰することが既定路線となっているようだ。

 18日に行われたヨーロッパリーグのディナモ・ザグレブ戦のセカンドレグを延長戦の末0-3で落とし、アグリゲートスコア2-3でのラウンド16敗退が決定したトッテナム。ビニシウスにとってもこの敗退は出場機会の減少につながることになりそうだ。