バルセロナはオーストリア1部のラピッド・ウィーンに所属するFWユスフ・デミアを巡って、マンチェスター・シティやボルシア・ドルトムントなど複数クラブとの争奪戦を展開しているようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在17歳のデミアはラピッド・ウィーンの下部組織で頭角を現すと、オーストリア代表U-17代表に選出。そして2019年5月にトップチーム昇格を果たすと、昨季は公式戦6試合に出場しており、今季は24試合に出場し6ゴール2アシストをあげている。デミアはラピッド・ウィーンと2022年6月まで契約期間を残しているが同選手の去就を巡っては、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなど多くのビッグクラブが関心を寄せている。
その中、バルセロナはデミア獲得にむけて最大800万ユーロ(約10億円)を用意している模様。また、ラピッド・ウィーン首脳陣はフリーでの放出を避けるためにも今夏のマーケット期間で同選手を売却する方針を固めているようだ。
なお、デミアは昨年9月にオーストリアU-21代表に招集されるなど周囲からの評価を着実に高めている。今後のさらなる成長が期待される中、ビッグクラブ同士による獲得レースに注目が集まる。
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