
マンチェスター・シティはアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが今季終了後に退団する可能性が高いが、同選手の後釜としてアトレティコ・マドリードに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの獲得に乗り出すかもしれない。13日、アメリカメディア『Eurosport』が報じている。
アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入すると、前線の主力として4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、今季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか12試合の出場にとどまっている。また、同選手は2月中旬に自主隔離を終えているが、復帰して以降はベンチを温めることが多く、先発出場はわずか1試合となっており、ジョゼップ・グアルディオラ監督の構想から外れているという声が上がっている。
アグエロとマンチェスター・シティの契約期間は今年6月までとなっているが、契約延長にむけた動きは見られないほか、バルセロナへフリーで加入する可能性があるという見方が広まっている。
また、マンチェスター・シティは今夏のマーケットでボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランド獲得を目指しているものの、ジョアン・フェリックスも獲得候補にリストアップしている模様。ジョアン・フェリックスは先月に新型コロナウイルス陽性判定により自主隔離を余儀なくされると、復帰後もベンチスタートとなることが多く、一部からディエゴ・シメオネ監督からの評価が下がっているという声が上がっている。
なお、ジョアン・フェリックスとアトレティコ・マドリードの契約期間は2026年6月まで残っている。くわえてアトレティコ・マドリードは獲得の際にベンフィカに対して1億ユーロ(約131億円)以上を支払っていることから、マンチェスター・シティは同選手獲得に高額の移籍金を用意する必要があるものとみられる。
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