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Cロナウド、今夏ユベントス退団も!移籍金は最低38億円と伊紙が報道

クリスティアーノ・ロナウド 写真提供: Gettyimages

 ユベントスは2年連続でUEFAチャンピオンズリーグにおいてベスト16での敗退となったが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは今季終了後にも退団する可能性が浮上しているようだ。12日、イタリアメディア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ロナウドは2018年夏にレアル・マドリードから1億1200万ユーロ(約146億円)という巨額の移籍金を伴う形でユベントスに加入。セリエA初挑戦の1年目にはリーグ優勝に大きく貢献していたほか、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16・アトレティコ・マドリード戦2ndレグでハットトリックを達成。0-2というビハインドから逆転での準々決勝進出の立役者となっていた。

 しかし、アンドレア・ピルロ監督のもとで今季に臨んでいるユベントスは今週なかばに行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦2ndレグで3-2と勝利したもののアウェイゴール差で敗退。また、周囲からはロナウドのパフォーマンスに対する批判の声が上がっている。

 その中、クラブ首脳陣は選手サイドと近いうちに会談の場を設ける模様。ロナウドとユベントスの現行契約は2022年6月まで残っているが、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がレアル・マドリードにコンタクトをとったことにより、古巣復帰の噂がにわかに駆け巡っている。また、『コリエレ・デッロ・スポルト』はユベントスは今夏にロナウドを放出する場合には少なくとも2900万ユーロ(約38億円)を要求すると主張している。

 先日には昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)に膨れ上がっていることが明らかになったユベントスだが、2年連続でUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16での敗退はクラブ財政がより悪化する要因となるかもしれない。