明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズはタイ・リーグ1(タイ1部)のサムットプラーカーン・シティFCに所属するタイU-23代表MFジャルンサック・ウォンコーンの獲得へ動く可能性があるようだ。11日、タイメディア『Khaosod』が報じている。
現在23歳のウォンコーンは鹿島アントラーズを率いた過去を持つ石井正忠監督のもとで今季は本職の右サイドのみならず左サイドで起用されることもある中、ここまで公式戦24試合に出場し2ゴール11アシストをマーク。タイ国内屈指の有望株として飛躍が大いに期待されている。
ウォンコーンはサムットプラーカーン・シティとの契約期間を2024年12月まで残しているが、同選手の去就を巡っては今冬にV・ファーレン長崎の関係者が石井監督にコンタクトをとったほか、清水エスパルスも以前から関心を示していると伝えられていたが、本人がタイ国内のメディアインタビューにおいて残留の意思を示していた。
ただ、一部ではウォンコーンがタイの国内リーグが終了後にJリーグへ参戦することも視野に入れているという声が上がっているほか、ここにきて鹿島アントラーズが同選手の代理人にコンタクトをとってオファーを提示するか検討しているという報道が駆け巡っているようだ。
北海道コンサドーレ札幌のMFチャナティップ・ソングラシンを皮切りにタイ人選手が次々とJリーグに挑戦している。鹿島アントラーズがタイから選手を獲得したことはないだけに、クラブ首脳陣は新たな獲得ルートを開拓するのだろうか。
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