明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台を昨季途中に退団したMF道渕諒平が韓国2部の忠南牙山FCに加入した。21日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。
仙台市出身の道渕諒平はベガルタ仙台ユース、明治大学をへて2017年にヴァンフォーレ甲府に入団。プロ1年目から公式戦11試合に出場したものの、知人への暴行容疑で逮捕されるなど、ピッチ外で問題を抱えたことが大きな話題になっていた。
同選手はクラブからの出場停止処分が明けた2018シーズンに公式戦40試合に出場したが、2019年にベガルタ仙台へ完全移籍により加入。移籍1年目は公式戦34試合でピッチに立ったものの、昨年に傷害容疑により再び逮捕されていたことが判明すると、ベガルタ仙台は昨年10月に契約解除に踏み切っていた。
なお、忠南牙山FCは兵役期間中の選手をプレーさせるクラブだったが、2019年に一般的なクラブへ変更したことにより、現在はスウェーデンやオーストリアなど外国籍選手を擁している。日本国内で2度警察に逮捕された道渕諒平の加入は韓国国内でも議論を呼んでいるが、その中で本来のパフォーマンスを発揮できるだろうか。
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