ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

リーガ首位アトレティコに悲報…今冬加入のFWデンベレも新型コロナ陽性に

ムサ・デンベレ 写真提供:Gettyimages

 アトレティコ・マドリードのFWムサ・デンベレは新型コロナウイルス陽性により、最低2週間に戦線離脱を余儀なくされることが確実になった。4日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 デンベレは今季、オリンピック・リヨンで出場機会を減らしたことにくわえて昨年12月には負傷により戦列を離れていた。アトレティコは元スペイン代表FWジエゴ・コスタの後釜として同選手を3350万ユーロ(約42億円)の買い取りオプションが付いた半年レンタルにより獲得。加入後はリーグ戦3試合連続でベンチスタートとなっており、まだ一度もピッチに立っていなかった。

 その中、アトレティコはデンベレがPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性と判定されたことにおりリーグのプロトコルに従って隔離措置を講じたことを発表。これにより、同選手はリーグ戦数試合の欠場が確実になっており、今月23日に開催予定のUEFAチャンピオンズリーグのベスト16・1stレグのチェルシー戦での復帰を目指すものとみられる。

 なお、アトレティコは先週にベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコとスペイン代表DFマリオ・エルモソが新型コロナウイルス陽性により戦列を離れている。集団感染の可能性が疑われる中、これ以上の離脱者は出したくないはずだ。