明治安田生命J1リーグのFC東京に在籍していたブラジル人FWジャエルは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーに加入する可能性があるようだ。3日、ブラジルメディア『Futebol Cearense』が伝えている。
ジャエルは2019年にグレミオからFC東京へ完全移籍により加入。Jリーグ挑戦1年目ではFWディエゴ・オリヴェイラやFW永井謙佑からレギュラーの座を奪うことはできずJ1リーグ15試合の出場にとどまっていた。昨季は松本山雅へ1年レンタルにより加わるものの、J2リーグ14試合の出場で1ゴールに終わり、期限付き移籍期間満了に伴い松本山雅を退団。そして保有元のFC東京も同選手の退団を公式発表していた。
ジャエル本人は先日、ブラジルメディアのインタビューにおいて今後のキャリアにおいてブラジル国外でのプレーを望んでいないことを明かしており、国内で所属先を探していた。その中、セアラーは同選手獲得にむけて交渉を続けている模様。また、ジャエルはFC東京との契約期間を2022年1月まで残していたが、すでに契約解除を行っているため、フリーでの獲得が可能となっている。
なお、一部メディアの報道ではジャエルは古巣であるグレミオへの復帰を望んでいると伝えられていたが、現時点でグレミオからのオファーは届いていないようだ。日本では度重なる負傷に泣かされたが、ブラジル国内リーグで本来のパフォーマンスを取り戻したいところだ。
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