海外日本人選手 移籍

本田圭佑、ポルティモネンセ加入ならず。昨年末の負傷が原因で…

本田圭佑 写真提供: Gettyimages

 元日本代表FW本田圭佑は今月2日の時点でプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセ加入が決まらなかったようだ。スペインメディア『EFE』が報じている。

 本田圭佑は昨年1月にボタフォゴFRに1年契約で加入すると、公式戦20試合に先発出場。しかし、降格圏に沈むチームを取り巻く状況に対して不満を漏らすと昨年末に自身のSNSアカウントを通じてボタフォゴFR退団を表明。そして1月末にはブラジルサッカー連盟が同選手とボタフォゴFRが契約解除を行ったことを公表していた。

 同選手の去就を巡っては、昨年末にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセが今年6月までの契約期間で獲得オファーを提示したものの、選手サイドが2月上旬までに決断を下す方向で熟考を重ねていると伝えられていた。

 しかし、本田圭佑はメディカルチェックを受けた結果、筋肉系の問題を抱えていることが判明しており、正式にサインを交わすまでには至らなかったようだ。同選手は昨年12月20日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第26節・コリチーバ戦で先発出場した際に左大腿筋を負傷しており、状態がまだ万全ではないものとみられる。