ローマはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに関する交渉をインテルと行っていたが、どうやら破談に終わったようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ジェコは今季ここまで公式戦20試合に出場し8ゴールをマークするなど主力として好パフォーマンスを発揮していた。その中、ローマは先週なかばに行われたコッパ・イタリア・ベスト16のスペツィア戦で不戦敗となったことを受けてチームマネージャーを解任しているが、この解任劇を巡って同選手はパウロ・フォンセカ監督と衝突。現在は全体トレーニングに参加しておらず個別でのコンディション調整が続いている。
同選手の去就を巡っては、インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとのトレードの可能性が取りざたされたがインテルがこの提案に応じない姿勢を見せている。また、レアル・マドリードがドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスを交換要員として獲得に乗り出していたが、マリアーノ・ディアス本人がローマ行きを拒否したと伝えられている。
その中、今週なかばにインテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスと半年レンタルによりトレードを画策していると報じられる中、ローマのチアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)はミラノでインテル首脳陣と交渉を行っていた。しかし、金銭面の条件で両者が合意に至ることはなく、同SDはすでにローマへ戻ったものとみられる。
今冬の移籍を検討していると伝えられているジェコだが、マーケット閉鎖まで残り3日程度となり移籍先を見つけることは難しいかもしれない。
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