明治安田生命J2リーグのジュビロ磐田は13日午前、昨シーズンに愛媛FCへ期限付き移籍により加入していたMF森谷賢太郎が同クラブへ完全移籍することを公式発表している。
森谷賢太郎は筑波大学から2011年に横浜F・マリノスに入団するが出場機会に恵まれず2013年に川崎フロンターレへ移籍。レギュラー確保までには至らなかったものの移籍1年目から出場試合数を伸ばしていたが、J1リーグ連覇を成し遂げた2018シーズンはわずか5試合の出場にとどまり同年限りで退団。そして2019年からジュビロ磐田に在籍しているが、昨季は1年レンタルで愛媛FCに加わると主力としてJ2リーグ40試合に出場した。
同選手はジュビロ磐田退団について「この度、愛媛FCに完全移籍することになりました。伝統あるジュビロ磐田の一員として、ヤマハスタジアムでファン・サポーターの皆様の熱い声援を受けながらプレーできたことは僕の宝物です。皆様が望む結果を残すことはできませんでしたが、どんなときも温かく応援し続けてくださったファン・サポーターの皆様をはじめ、ジュビロ磐田に関わるすべての皆様に感謝しています。ジュビロ磐田がより一層素晴らしいクラブになることを願っております。また皆様とお会いできることを楽しみにしています。1年間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を残している。
また昨季につづき愛媛FCでプレーすることについては「2020シーズンに引き続き、2021シーズンも愛媛FCでプレーさせていただくことになりました。僕はこの街の生活、この街で出会った方々、愛媛という街が大好きです。そんな愛媛はもちろん、愛媛FCというクラブに関わるすべての皆様に喜んでもらえるように、また愛媛FCを応援していることに誇りを持っていただけるように、全力を尽くします」
「2021シーズンは困難なシーズンになると思います。良い時もあれば、必ず悪い時もあります。どんな時でもクラブ、選手、そしてファン・サポーターの皆様で支え合って乗り越えていきましょう。愛媛FCファン・サポーターの皆様のために、そして僕を応援してくださる皆様のために一生懸命頑張ります。ニンジニアスタジアムでお会いしましょう!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。
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