明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフラメンゴに所属するブラジルU-20代表FWリンコウンの獲得が早ければ来週中にも決まるようだ。8日、ブラジルメディア『LANCE!』がこれを伝えている。
フラメンゴの下部組織出身であるリンコウンは2017年11月に17歳でリーグ戦デビューを果たすと2019年にはブラジルU-20代表に選出されている。しかし、同選手はクラブとの関係が悪化しており、昨年12月からトップチームではなくU-20のトレーニングに参加している模様。また、フラメンゴとの契約期間は2023年12月まで残っているが、選手サイドは退団を望んでおり、クラブも同選手を構想に入れていないことから今冬移籍が確実視されている。
フラメンゴにはヴィッセル神戸とメジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティからリンコウンの獲得オファーが届いているものとみられる。これを受けてフラメンゴはヴィッセル神戸に対して400万ドル(約4億1600万円)の買い取り義務が付帯された1年レンタルでの獲得を打診しており、来週はじめにも返事を受けるようだ。
シーズン終了直後は現有戦力の放出に関する公式発表が先行していた印象の強いヴィッセル神戸だが、現在レアル・マドリードに在籍するブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールと比較された過去を持つリンコウンを手中に収めることはできるのだろうか。
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