ユベントスはサンプドリアに所属するイタリア代表FWファビオ・クアリャレッラの再獲得に動くかもしれない。5日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
かつて2010年夏からおよそ4年にわたりユベントスに在籍していたクアリャレッラは、2016年1月にトリノからレンタルでサンプドリアに加入。2015/16シーズン終了後に完全移籍での加入を果たすと、チームに欠かせない得点源として活躍し、2018/19シーズンにはセリエA11試合連続得点という偉業を達成し、得点王に輝いている。同選手は今季もここまでリーグ戦13試合に出場し7ゴールをマークするなど、37歳という年齢を感じさせない好パフォーマンスを披露。先日には2021年6月に満了を迎える契約期間を1年間延長することがほぼ確実であるという報道が飛び交っていた。
一方、ユベントスはスペイン代表FWアルバロ・モラタのバックアッパー確保が今冬のマーケットにおける優先事項となっている。その候補にはカリアリのFWレオナルド・パボレッティ、ナポリのポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク、ユベントスに在籍経験のあるナポリの元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテなどの名前があがっているが、クアリャレッラもこの獲得リストに名を連ねているようだ。
なお、ユベントスの幹部はクアリャレッラの獲得にむけてすでにサンプドリア側にコンタクトをとっているものとみられる。現在ユベントスの指揮を執るアンドレア・ピルロ監督とは元同僚の関係にあるが、果たしてクアリャレッラはどのような決断を下すのだろうか。
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