ナポリは複数クラブから届いたポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクの獲得オファーを拒否したようだ。5日、フランスメディア『RMC』やスペイン紙『アス』が報じている。
ミリクの去就を巡っては、今夏にローマへの移籍間近に迫ったが破談に終わっていた。また、現行契約が2021年6月に満了を迎えるためナポリが契約期間の延長を打診したものの選手サイドがこれを拒否したため、今季はすべての公式戦でベンチから外れている。また、昨年12月中旬にはミリクの代理人とクラブ首脳陣が会談を行った模様。ナポリは1500万ユーロ(約19億円)以上のオファーが届いた場合に限り今冬での移籍を容認する姿勢を崩さない一方、ミリクは来夏に控えるEURO2020に出場するためにも来年1月での退団を強く望んでいるものとみられる。
その中、昨年12月に退団したスペイン代表FWジエゴ・コスタの後釜確保が急務となっているアトレティコ・マドリードが移籍金600万ユーロ(約7億6000万円)でオファーを提示。また、日本代表DF長友佑都やDF酒井宏樹が在籍するオリンピック・マルセイユも1500万ユーロに満たない金額でミリクの獲得を打診したものの、ナポリは依然として1500万ユーロ以上のオファーには応じない姿勢を見せているようだ。
さらにフィオレンティーナも同選手の獲得に興味を示しているが、本人はセリエAで中位以下に沈んでいるクラブへの加入を避けたい意向を持っているものとみられる。
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