ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督はクラブと契約延長を延期したようだ。22日、イタリア紙『Il Mattino』がこれを伝えている。
現役時代にミランでUEFAチャンピオンズリーグやスクデットなど複数のタイトルを獲得したガットゥーゾは昨年5月末にミランの監督を退任した後、昨冬にカルロ・アンチェロッティの後任としてナポリの指揮官に就任。リーグ戦では7位に終わったものの、コッパ・イタリアで優勝。自身の指導者キャリアにおいて初めてタイトルを手に入れている。
ナポリとガットゥーゾの現行契約は来夏に満了を迎えるが、クラブ首脳陣は2023年6月までの契約期間延長を打診している模様。しかし、同監督の代理人はクラブが提示した契約内容において肖像権の扱いに関する条項に不満を抱えているようだ。
なお、現在首位ミランと8ポイント差の5位につけているナポリは23日にトリノとの対戦を控えている。来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得はもちろん、スクデット獲得にむけて負けられない試合が続く中、クラブとしてはいち早くガットゥーゾ監督の続投を公式発表したいところだ。
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