明治安田生命J2リーグの大宮アルディージャは30日、サンフレッチェ広島からDF櫛引一紀を完全移籍で獲得したことを公式発表している。
北海道出身である櫛引一紀は室蘭大谷高等学校から2011年にコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)へ加入。その後2017年に名古屋グランパスへ加入すると、移籍1年目に主力として公式戦34試合に出場しJ1リーグ昇格に大きく貢献した。しかし、大型補強を行ったこともあり昨季は出場機会が減少すると、シーズン後半は大宮アルディージャへ期限付き移籍により加入する。そして今季はサンフレッチェ広島の一員となったが、日本代表DF佐々木翔やDF野上結貴らとのし烈なレギュラー争いに割って入ることができず、公式戦わずか2試合の出場にとどまっていた。
同選手は1年ぶりとなる大宮復帰のついて「また大宮のユニフォームを着てプレーできることを本当にうれしく思います。J2優勝、J1昇格を達成できるように強い覚悟と責任を持って頑張ります。NACK5スタジアム大宮で皆さんと会えるのを楽しみにしています!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
またサンフレッチェ広島を離れることについては「サンフレッチェ広島という素晴らしいクラブの一員としてプレーできたのは僕の財産です。広島で学んだことを今後のサッカー人生に生かしたいと思います。1年間ありがとうございました」と別れのメッセージを残した。
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