明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは30日、大分トリニータからDF鈴木義宜を完全移籍で獲得したことを公式発表している。
鈴木義宜は宮崎日大高等学校、宮崎産業経営大学をへて2015年に大分トリニータへ入団。片野坂知宏監督のもと主力という立場で当時J3リーグを舞台にシーズンを戦っていたクラブをJ1まで引き上げるのに大きく貢献。また今季も最終ラインに必要不可欠な存在としてJ1リーグで33試合に出場している。
同選手は清水エスパルスへの加入について「清水エスパルスの皆さん、来シーズンから一緒に戦うことになりました鈴木義宜です。エスパルスを強いチームにするため、勝つために全力を注ぎます。一緒に強く逞しいチームにしていきましょう。よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
また、大分トリニータ退団については「このたび、清水エスパルスに移籍することになりました。この決断に至るまでにたくさん考え悩みました。こんな僕をプロサッカー選手にしてくれた西山GМ、J3から指揮を執りチームと共に僕自身を成長させてくれた片野坂監督には感謝してもしきれないぐらい感謝しています。残留争い、J2入れ替え戦、降格、昇格争い、J3優勝、J1・J2昇格、どんな時でも様々な形で後押しをしてくれたファン・サポーターの皆さん本当にありがとうございました」
「6年間トリニータのために全力を注いできました。1つでも多く勝利を届けたい、戦っている姿を見て心を動かすようなプレーを届けたい、そんなことを思いながら過ごしてきました。そのような試合をどれだけ見せることが出来たか分かりませんが、苦楽を共にしてきた皆さんと一緒に戦えたことを本当に誇りに思います。大分の街は過ごしやく、この地を発つことはとても寂しく名残惜しいですが、新たな挑戦をしてきます。まだまだ貪欲に邁進し、大きく成長した姿を皆さんに見せられるよう頑張ってきます。6年間本当にありがとうございました」とメッセージを残した。
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