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ミラン、チャルハノールの契約延長交渉で暗雲…年俸面で両者に開きか

ハカン・チャルハノール 写真提供: Gettyimages

 ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールは年俸のさらなる引き上げを要求しているようだ。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 チャルハノールは2017年夏にバイヤー・レバークーゼンからミランに加入。一時期は出場機会が減少していたものの、今季は公式戦20試合に出場し6ゴール9アシストをマークしており、ステファノ・ピオリ監督から主力として確かな信頼を寄せられている。一方で今秋にはユベントス行きの可能性が取りざたされるなど、去就が不透明な状況となっていた。

 チャルハノールとミランの現行契約は来夏に満了を迎えるため、クラブ首脳陣は契約延長の合意を取り付けるべく今月16日に同選手の代理人と会談を行った模様。また複数メディアが報じるところによると、クラブ側は年俸350万ユーロ(約4億4100万円)+ボーナスという条件で新契約を提示したものの、選手サイドは500万ユーロ(約6億3400万円)+ボーナスを求めているものとみられる。

 前線に近いポジションで違いを生み出し、多くのゴールに絡んでいるチャルハノールだが、果たしてミランは今冬に同選手の引き留めに成功するのだろうか。