プレミアリーグ アーセナル

アーセナルで構想外のエジル、ユベントスに売り込みも拒否か…現在は週給5000万円も

メスト・エジル 写真提供: Gettyimages

 ユベントスはアーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジル獲得に興味を持っていないようだ。27日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

 エジルは負傷の影響もあり今年3月7日のプレミアリーグ第29節・ウェストハム・ユナイテッド戦を最後にピッチに立っていない。また、今季はUEFAヨーロッパリーグとプレミアリーグの登録メンバーから外れるなどミケル・アルテタ監督の構想から外れており、周囲では今冬退団が確実という見方が広まっている。さらに同選手とアーセナルの現行契約は2021年6月に満了を迎えるため、クラブ側も来年1月の移籍を望んでいるものとみられる。

 その中、イタリアの複数メディアが報じるところによると、エジルの代理人がユベントスをはじめヨーロッパの複数クラブに売り込みを行った模様。給与面では年俸では現在アーセナルで受け取っている週給35万ポンド(約4900万円)、年俸換算で1820万ポンド(約26億2500万円)の半額という条件を提示したものの、少なくともユベントスは獲得を検討していないようだ。

 なお、エジルの移籍先候補については先日、シュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェと合意に近づいていると伝えられている一方、選手本人は来夏にフリーでヨーロッパのビッグクラブへの移籍を望んでいるという報道も飛び交っている。