明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島は27日午前、DF野上結貴、DF荒木隼人、MF川辺駿、MF浅野雄也、MF森島司の5選手と契約更新を行ったことを公式発表している。
野上結貴は桐蔭横浜大学をへて2013年に横浜FCに加入すると、プロ1年目からレギュラーに定着。2016年7月にサンフレッチェ広島への加入後も主力として最終ラインを支えており、今季は公式戦32試合に出場していた。
サンフレッチェ広島の下部組織出身である荒木隼人は関西大学で頭角を現すと、2018年夏にサンフレッチェ広島加入が内定。入団して1年目の昨季から公式戦26試合出場と城福浩監督から信頼を寄せられると、今季は公式戦34試合に出場していた。
川辺駿は2014年にサンフレッチェ広島のトップチームに昇格すると、2015年から3シーズンにわたりジュビロ磐田へ期限付き移籍により在籍。同クラブで中盤で必要不可欠な存在まで成長を遂げて昨季にサンフレッチェ広島への復帰を果たすと、今季は公式戦35試合に出場している。
兄にパルチザン・ベオグラード所属の日本代表FW浅野拓磨をもつ浅野雄也は、大阪体育大学をへて2019年に水戸ホーリーホックへ入団。プロ1年目から公式戦36試合出場と確かな成長を遂げると、この2019シーズンの夏にはサンフレッチェ広島が完全移籍で獲得すると同時に2019シーズン終了までレンタルという形で水戸ホーリーホックに残留していた。そしてサンフレッチェ広島のユニフォームに袖を通した今季は公式戦34試合に出場していた。
森島司は四日市中央工業高等学校から2016年にサンフレッチェ広島へ入団すると、翌2017シーズンには高卒2年目ながらも公式戦22試合に出場している。その後、2019年には森保一監督率いる日本代表に選出されるなど国内屈指の有望株まで成長しており、今季は公式戦36試合に出場していた。
なお、今季J1リーグで8位だったサンフレッチェ広島はすでに城福浩監督の来季続投を発表している。若手選手の台頭が著しいサンフレッチェ広島は新スタジアムお披露目を数年後に控える中、チーム全体の底上げを図るとともに2021シーズンは来季AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す。
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