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サッカー界で話題となったクリスマスプレゼント6選

マリオ・バロテッリ 写真提供:GettyImages

バロテッリ

プレゼント:現金振り込み
相手:チームメート全員

現在セリエBのモンツァに所属している元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、ニース時代(2016-2019)に面白い形でチームメートと共にクリスマスを祝った。

それぞれの選手の好みがわからなかったバロテッリはクラブにチームメート全員の銀行口座情報を尋ねた。そして、各選手に1万5000ユーロ(約190万円)を振り込み、「好きなものを買ってね」とメッセージを残したようだ。

当時のバロテッリの年俸は450万ユーロ(約5億7000万円)だったため、派手なプレゼントを用意できたようだ。しかし、現在モンツァでの年俸は当時の10分の一である40万ユーロ(約5000万円)。はたして今年のチームメートはバロテッリからどんなプレゼントをもらったのだろうか。


リオネル・メッシ 写真提供: Gettyimages

バルセロナ

プレゼント:iPhoneX
相手:チームメートやクラブ関係者全員

プレゼントをするのはスター選手だけではない。会社が社員などにケーキや小物をプレゼントするように、サッカークラブも選手やスタッフにプレゼントを用意することもたまにある。

2017年のクリスマスにチャンピオンズリーグ(CL)で絶好調だったバルセロナは選手、そしてクラブの関係者全員にiPhoneXを用意した。スマートフォンの値段は1つにつき1,000ユーロ(約13万円)であったようだ。

一方、現在は新型コロナウイルスの影響によりバルセロナを含める世界中のクラブは財政的に深刻なダメージを受けている。今年はサンタからのプレゼントは期待できないかもしれない。


南野拓実 写真提供: Gettyimages

リバプール

プレゼント:サイン入り色紙、おもちゃ
相手:入院中の子共たち

プレゼントは想いを伝えるためのものである。値段などは関係ない。リバプールが毎年のクリスマスに行っている企画は多くの子供を幸せするにしている。

12月になると、同クラブの選手はリバプールの小児病院を周り、病気に苦しんでいる子供達を訪問し、お見舞いする。

その際には選手のサイン入り色紙やプレゼントも用意されているようだが、選手と一緒に遊んだり、話したりする時間は子供たちにとって最高のクリスマスプレゼントとなっているだろう。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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