ミランは23日に行われたセリエA第14節・ラツィオ戦で3-2と勝利を収めたことにより、73年ぶりとなる記録を樹立しているようだ。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
今季、ミランは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを中心とした攻撃陣が機能していることもあり、14試合を終えて10勝4分と無敗を維持。勝ち点34を獲得し、リーグ戦首位で2020年度の公式戦をすべて終えている。また、年内ラストゲームのラツィオ戦では前半の早い時間帯に2点をリードしたものの、後半に追いつかれる苦しい展開の中、後半アディショナルにDFテオ・エルナンデスがネットを揺らし劇的勝利を収めた。
同メディアはこの試合でミランが3ゴールをあげたことにより、昨シーズンの第37節・サンプドリア戦以降、同一年内におけるリーグ戦16試合連続で毎試合2得点以上をあげている。さらにヨーロッパの主要リーグ(プレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエA、ラ・リーガ、リーグアン)において1948年にバルセロナが18試合連続が最長となっており、2020年のミランはこれに続く記録となっているようだ。
依然として2位インテルが1ポイント差で追いかける中、イブラヒモビッチを負傷で欠く中でも好調を維持しているミランだが、果たして2010/11シーズン以来となるスクデット獲得は実現するのだろうか。
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